ゲルギエフのワルキューレを聴くme time
新年度になり、仕事はほんの少しだか落ち着いたけれど、相変わらず帰宅は早くない。
帰宅してから本を読んだりテレビを見たりする余力もなく、シャワーを浴びて、ある程度寝る支度を整え、お茶を淹れて、チョコレートを一欠片食べながら音楽鑑賞。
先日、後輩からいただいた大好きなDEMELのチョコレートがお供。
8ヶ月お世話した後輩とのバディ解散。そのお礼ということで、大好きなDEMELのチョコをもらったー!1人でもどんどん仕事をして、成長して欲しいな。
このチョコレートのお陰で疲れが和らいでいくのを感じる。
そしてもう一つのお供は音楽。
ヨナス・カウフマンのジークムントが聴きたいと思って。
ワーグナーは出来ればドイツのオケで聴きたい。
あのどっしりとした重みある音が、ワーグナーの音符にはぴったりだからだ。
アメリカ系のオケの爆音とも異なるドイツならではのサウンド。
ウィーンも素敵だけど、美しすぎて…
ということで、まともに聴いてなかったこのCD(っていうか電子だけど)。
ロシアのオケは以前は大好きだったけれど、そのうちドイツ系を好むようになったので、久しぶりにまともにドイツ音楽をロシアオケで聴いてる。
結果、悪くない!
まず響きが美しい。
特に低音のチェロやコントラバスの音ひとつひとつがクリアなのに、響きを持ってる。
少し軽めだし、ゲルギエフの音楽作りも際立って感動ではないんだけど、歌手陣の声と上手く溶け合ってる。
そういえば、ロシアオケも上手いんだったとふと思い出したりしながら、明るすぎないけれど聴き心地のよいワルキューレ。
疲れた日にはギドギドのワルキューレよりもこんなワルキューレが良いかも。
そしてゲルギエフはそんなに聞かない(ロシアオペラを除く)けれど、ゲルギエフのドイツ物とか、もう少し幅を広げて聴いてみても面白いかもだ。
とこんな風に書いてはいるものの、まだ1幕も聴き終わってません(笑)
きっと途中で体力の限界がくることでしょう…