nats-LOG

オペラ、クラシック、旅、ファッション、ラグビー、時々ジャニネタと好きなことを気ままに書いてます。

2018年を振り返る

あけましておめでとうございます。


気付けば長期間放置してたこのブログ。

平成最後の大晦日20181231日に駆け込みで2018年を振り返ってみようと思いましたが、間に合わず、2019年になってしまいました。

が、振り返ります!


2018年は年代も変わり、新たな1年でした。

まとめると変化の年だったと思います。


まず、仕事においては1つのターニングポイントとなる年でした。

4月に7年半在籍した部署から異動。

まるで転職をしたかのような業務の変わりように、戸惑うことも多く、でもある程度の立場であるため、分からないは通用しない、そんな異動。

よって、業務のペースも分からずに、なかなか旅にも出られないという仕事に左右された感が否めない。

この仕事合ってるの?と思うくらいには、仕事の影響が色々なところで出てきて、まだまだな自分を感じてしまうこともありました。

久しぶりの異動ってこんななのね


チームのメンバーも初めはギクシャクしていたけれど、数ヶ月後にはフランクに会話できる良い状態になり、今では雰囲気は良くなったと思います。

完全に課内のママのようになってる若手な気持ちでやっていたのに、いつの間にか後輩ばかりです。そりゃ歳とるわ



海外旅は6月にウラジオストク7月にドイツ。えっ?これしか行ってないの?と改めて驚いてしまう。


ウラジオストクは会社の仲良しねーさんと。

数時間で文化の全く異なる場所なので、とても刺激になりまひた。これは定期的に弾丸したい場所。

軍港ってところも個人的にはとても魅力的で、軍艦に終始わくわくしてました。

こんなに近いのでまたすぐにでもリピしたい場所です。


ドイツはミュンヘンのオペラフェスティバルのチケットを手に入れたので、ミュンヘンでリング鑑賞。

ヨナス様のジークムント!!これを生で観れる日が来るとは感激しかない!!

合間に念願のバイロイトの音楽祭にも行ってきました。

聖地バイロイト、かなりテンション上がったし、あの場を訪れたことは一生の思い出。

また絶対に行くと思うけれど、初バイロイトは感動の嵐。この感動はずっと覚えていたい感情です。



体力面ではあまり安定せず、12月はボロボロ。

腸炎咽頭炎で危うく入院の点滴生活でしたが、2018年中には元気になったので、2019年は健康に過ごせるといいなと思ってます。


ヲタ活動としては、ジャニヲタにおいては遠征せずに近場のみに参戦。

だいぶ落ち着いてしまいましたが、やはり最高のパフォーマンスは見て良かったと思います。

デビュー前からずっと見てきたかつんちゃんなので、今後もゆるりと応援していきます。



その反面、二次元界隈はイベントに行ったりして盛り上がりました。

ねんどろいどにどハマりし、気付いたらねんどろいどなくして写真を撮ることがないってくらい、全てのお写真にうちの子達が写っています。

もともと自分の写真も撮らないし、ひとり旅が多いので、ねんどろいどと旅先での写真は良い思い出で、これからもがんがん撮っていきたいと思います。



他プライベートでは数年ぶりに恋愛モードになったりしてます。

色々戸惑いもあるので、のんびりと自分の気持ちに正直に向き合っていければいいなと思っています。



2018年、自分を取り巻く環境や自分自身の変化が大きかったけれど、何だかんだとても楽しい1年でした。



2019年はもっと楽しくなるよう努めます。

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はじめてのアニサマ

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キンプリにハマりすぎた結果、アニサマに参戦することになった。

キンプリが出演する2日目に行ってきました。
ハマったときの機動力は負けません(笑)


しかし私は三次元で生きてるヲタクにつき、アニメは見てきてない(その分、今たくさん見るものがあって嬉しい!)ので、アニメやアニソン好きが集うこのイベントはハードルが高い。
ここは師匠登場!
師匠に引率いただき、無事にイベントを楽しんできた。

500LVだし、のんびり見よう!と思ったのに、5時間、休憩時間以外座らず、キンブレ振り続けて、わいわい盛り上がりました。
その場のノリで盛り上がれる自分の性分がありがたい。
せっかく行くなら、楽しんだ方が絶対にいいもん!
知ってる曲、7曲しかなかったけど、すごい楽しかったー。
来年もご縁があったら是非行きたい!!


そしてお目当のキンプリ。
2番手で登場。
スクリーンで劇中のシーンが流されてて、センステでエデロ生の中の方々が歌い踊ってました。
なんだろ…不思議だ。
この感覚、不思議。
ジャニヲタでは知らない感覚だ。

でもライブはやっぱり楽しい!
ドラマチックLOVEだもん。
盛り上がらないわけないよねー。
恋した♡ってやるもんねー。
ま、ダンスぐだぐだでも仕方ないね。(本業じゃないし)


そしてルヰくん登場!の瞬間、私、倒れるかと思いました。
だってルヰくんで登場ですよ、ルヰくんのまんまですよ。
蒼井くんが美しい方で、あの美しいルヰくんを再現できる資質の方で、本当ありがとう。
もう誰に言っていいか分からないけど、とにかくありがとう。
で、シンちゃんとのクレゴナ。
ま、そうだよね。
さすがにソロ曲ないよね。
(何かの機会にヒロ様とプライドのデュエットを…)
そしてKOOさん登場で、レッツプリズムショーです。(ここ笑ったわー。)
ダンスの振りがね、可愛かった。
映画同様、腕と腕絡ませてました。うきゃーってなるよね。うん。

3曲目はEZ DO DANCE
キンプリ知らない勢ものれるよね、この選曲。
アレクーーーー!!!と思った観客は私だけでないはず。
エデロ生+ルヰくんが爽やかに歌ってたよ。
破壊的なアレク不在だとこんなにも爽やかになるものなのね。
今回、参戦しなかったゆうまたそ推しの友人に報告するために、ゆうまたそロックオンしなきゃーと思ったのが終盤。
ぴょんぴょんジャンプしてるのが可愛かったよ。


そんなこんなで、いきなりお目当が出てきてしまい、その後はほぼ知らない曲でしたが、楽しみました。
あっ、羽多野さんがユーリのエンディングの曲を歌ってくれて、ギオルギーを一言やってくれたときも、すっごいテンション上がったわ。
その場で台詞が聞けるって嬉しい。
結局、私は超作品主義なので、やっぱり作品のまま出てこられると嬉しいのです。

目玉ゲストは氷川きよしってことで良いのかな?
ドラゴンボールの懐かしい曲とか歌ってくれて、世代なのでよく知ってることもあり盛り上がれました。


そんなこんなで、飽きずに5時間。
すごく楽しかったので、ぜひ来年も行きたい!!

2017夏のマーラー祭り

7/15ノット×東響の復活、7/20インバル×都響の大地、7/21チョン×東フィルの復活と3連発でマーラーが都内近郊で楽しめる2017年夏。
やろうと思えば、7/16に東響か都響、7/22に東フィルを加えて5連発なんてこともできたが、さすがにやりすぎだったのでここは各オケ1度ずつでチケットを抑えた。
マーラー狂として嬉しすぎる夏だ。
マーラー狂は5回行くのでは。。。)


7/15の東響は正直がっくり。
大好きな藤村さんが歌うというので大変楽しみにしていたのだが、序盤からオケのピッチも合わず、とにかく荒が目立つ。
マーラーなので、完璧を求めるのは色々とつらいが、えっ?ここで?みたいなミスはさすがに控えていただきたい。

ノットの華美になりすぎず、核心に迫るような音づくり(という表現で合っているはわからないけど、私はそう感じる)は、すっきりしていてこの時期のマーラーとしては良いかもしれない。
私はマーラー狂では珍しく(?)ゴテゴテすぎるマーラーを好まない。
だからといって、ノットのマーラーが好きかと言ったらうーんではあるが。。。

どんなに荒があろうと終わりよければすべてよしな雰囲気になるのが復活。
合唱オルガンも入って昇天するかのような美しい音楽でしめくくられるので、本当に復活ってずるい。

 

7/17の都響
日本のオケでマーラーを聞くなら絶対に都響と思うくらい、個人的には都響サウンドのマーラーは好き。だからかなり贔屓目。
そしてシェフがインバルときた。
これは予想とおり、いや予想以上の演奏だった。
すごく真面目な生粋の音楽という感じの大地だった。
ちょっと固めかな?と思う部分もあったが、その分甘美なフレーズの美しさが際立つというか。。。
決して軽くはないけれど重すぎない。内なるエネルギーを持ったオケがさすがだった。
恐らくソリストに合わせて音量は調節しただろうけれど、それでもきちんと熱は伝わってくる。
ewig...ewig...は泣かずに聞けないほど、神聖な響きだった。

 

7/21の東フィル。
何となく感動的になってしまうのは復活だからか。。。しかし、総じて良くない。
特に最終楽章の崩壊は聞いていて辛かった。

迫力の弦18型が活かしきれず、そこが仇になっていたことも否めないと思う。
ところどころ、素晴らしかったのに、個人的に全然満足できなくてちょっと残念だった。
ただし、合唱の入り、Aufersteh'nのところ。
ここだけはこの世のものと思えない美しい響き。
とにかく薄い歌の層。
素晴らしすぎるpppと狂いのないピッチ。
聞こえるか聞こえないかのような入りには感動。
あんな神業、なかなか聞けない。
なんか全てが良くなってしまうほどの素晴らしい合唱だった。
ここを聞けただけでも、この演奏会は正解だったかも。

 

そんなこんなで駆け足感想。
マーラーに浸かる夏、いいですね。

キンプラの沼

昨年どハマりしたキンプリ。

先月その続編が公開された。

 

公開初日の応援上映から、何度か映画館に足を運び楽しんでる。

感想や考察はきちんと書きたいので改めて書くとして、やっぱり楽しい!!

 

ただね、分からない面も多くて、公開した翌週からプリティーリズムレインボーライブを見て、その翌週はオーロラドリームを見た。

ここまで見ないと、キンプラが分からない…

 

それにしても何度見ても楽しめるし、切ないし、興奮する。

もう、何なの。

これぞ電子ドラッグ…

 

あー、色々書きたいことあるから、そろそろまとめたい。

 

ルヰくん推しとしては、今回は素敵すぎるし、切なすぎる。

 

プリズムの煌めきを知ってる私は、完全勝ち組!そう思わずにいられない。

キンプラはいいぞ!

 

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ワーグナー「ジークフリート」 新国立劇場 2017.6.4

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新国でリングのジークフリートを見てきた。
今回のオケは東響。
ボリュームある演奏にまず満足した。
ワーグナーはこれでもかってくらい、音に追われたいから、やはりボリュームは重要。

歌手陣も重量感たっぷり。
オケの分厚い壁を超えて響く歌は圧巻だった。

うねるようなワーグナーサウンド。
これが聴けただけでも嬉しい。

飯守さんとは相性が合わないので、曲として聴いた時にはうーんなんだが(あくまでも個人的)。

グールドさんのジークフリートは、全然若者に見えない大御所感たっぷりなんだけど、あれだけの曲を歌い切るのはさすが。
重そうでも文句言えない。
すごいスタミナ。

ただ1幕3場はセットのせいかなー、声が届いてこなくて勿体無かった。
どうしても篭ってしまうんだよね。

あと4階だったからか、バリトンがイマイチ届いてこない。
美味いんだよ。
すっごく声もいいんだよ。
だけど、声が迫ってこないのは、劇場の響きの問題なのか、歌手の歌い方なのか…

演出に関しては、許容範囲がとても広いので(あまりこだわりがないと言った方が正しいかも)、特筆すべきことは、個人的にはない。

ほら、リングはモチーフでシーンが容易に想像できるから、音さえしっかり届けば、セットなくても絵になるんだよ。

私は音重視なので、極論言えば見えなくても良い。
あっ、極論過ぎたかも。
見えなかったら寂しいわ…
でも、本当にワーグナーってすごいなと思うのは、音だけで全てのシーンをイメージさせてくれる。
だから、セットや衣装がショボくても、私はかなり満足できるのだ。
ライトモチーフ、もっとお勉強したいわ。
もっともっとリングの世界が広がるはずだから。

日本のオケでもワーグナーの音を感じることができるのね。
次回の読響も楽しみ。

それにしても東響、管ももちろん頑張ってたけど、弦が色彩豊かで素敵だった。
爆音鳴らしつつも、大きく荒れないし、薄く張るような音なんて、息できなかったわ。

ワーグナーは聴いた後の満足度が非常に高い。
私は今日、いくつの音を聴いたんだろう?とスコアで音符を数えたくなる(いや、ならない)ような音の洪水。
ありがたや。

 

幕間にミーメ飯、いただきました。

鍛冶屋の歌というハッシュドビーフ。

600円は劇場にしては有難い!

でもサイズもミーメサイズ…

小腹満たしにちょうど良いかな。

ちなみに毒は…入ってないはずww

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【指揮】飯守泰次郎
【演出】ゲッツ・フリードリヒ

ジークフリート】ステファン・グールド
【ミーメ】アンドレアス・コンラッド
【さすらい人】グリア・グリムスレイ
【アルベリヒ】トーマス・ガゼリ
ファフナークリスティアン・ヒュープナー
【エルダ】クリスタ・マイヤー
ブリュンヒルデ】リカルダ・メルベート
【森の小鳥】鵜木絵里、九嶋香奈枝、安井陽子、吉原圭子

管弦楽】東京交響楽団

咲き乱れすぎローズガーデン

休日は基本、午前中はダラダラしたい。

むしろ寝ていたい。

 

そんな私だが、今日は朝6時に起きて京成バラ園まで行ってきた。

アクセスとしては悪くないんだけど、遠いのよね…

 

今年は古河庭園に行きそびれてしまったので、何年ぶりかの京成。

1時間以上かけて、午前中早い時間から行動した。

 

しかし、咲き乱れすぎていた。

先週くらいか1番綺麗だったかも。

 

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ベルばらコラボー。

テンション上がるーー!!

 

ベルばらコラボのバラが数年前に開発されたのだが、ちょっと時期が遅かったかも。

 

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こちらオスカル フランソワ。

オスカルの凜とした雰囲気が出てる!!

このバラ好き。

 

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王妃アントワネット。

王妃の気品とマリーの可愛らしさが表現されている。

 

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うーん、蕾もあるけど結構咲き切ってしまっていた、タイトル、ベルサイユのばら

 

他にもアンドレ、フェルゼン、ロザリーがあった。

 

忘れてはいけないのは、これ!

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マリア・カラス

ご本人のような華やかさ。

このピンク、大好き。

 

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他に撮った写真をまとめると、何となく可愛い。

 

たまには休日の早起きも良いかも。

ワーグナー「ラインの黄金」日フィル 東京文化会館

2017.5.27

会社帰りにサクッと上野へ。

日フィルのラインの黄金を聴きにね。

今回はコンサート形式だったので、セットがなかったが、お衣装と照明でしっかりオペラしてた。

セミステージな舞台だったので、ただ音を聴くだけでなく、視覚的にも楽しめた。

照明だけでも十分世界観は出せるし、下手に映像使うよりも、品が良くて大変好感が持てる演出。

 

オケは久しぶりの日フィル。

シーンにより、音色がガラリと変わり、音楽による演出効果を発揮していた。

音色の変化がすごく楽しめて、やるなと思った。

 

ただ音的には軽くはないけれど、厚み深みに欠けるのは致し方ないのかな。

日本のオケは音の美しさは出せるんだけど、どうしても厚みが出ないのよね。

ブーしたくなるところ(特に冒頭)もあったしね。

 

歌手陣も平均して良かった。

コンサート形式の最大のメリット、オケの壁が前にないし、反響版の助けもある。

音のバランスとして、ストレスなく聴けたことが良かったと思う。

 

コンサート価格だったことも有難い。

なかなかこの価格でオペラを楽しめることは、日本ではないからね。

すごくコストパフォーマンスが良くて、お得な気分になった。

 

コンサート形式も悪くないと思った。

毎度思うんだけど、どこかのオケさん、ぜひリエンツィやって!

 

歌手陣に触れると、アルベリヒのファイフェさんが素晴らしかった。

歌、演技とさすがで、これだけでもチケ代の元が取れてしまうと思う。

 

そしてこの日の代役、ローゲ役の西村さん。

ローゲは物語の進行で重要なパートだと思うんだけど、飽きさせずにストーリーを進めていた。

何より演技が良かった。

きちんと魅せてくれる演技は日本人ぽくなくて、ついつい見入ってしまった。

声はワーグナーに合う声ではないと思うんだけど、良いテノールだなと。

 

また、ミーメの与儀さんも歌、演技ともに良かった。

姑息なミーメの雰囲気を十分に醸し出していた。

 

それにしても2時間半、ノンストップはすごい集中力がいる。

音の切れ目なく進むから、もうどこで息をしたら分からなくなったわ。

終わった後の疲労感が半端なかった。

 

 

指揮:ピエタリ・インキネン[首席指揮者]
ヴォータン:ユッカ・ラジライネン
フリッカ:リリ・パーシキヴィ
ローゲ:西村 悟
アルベリヒ:ワーウィック・ファイフェ
フライア:安藤赴美子
ドンナー:畠山 茂
フロー:片寄純也
エルダ:池田香織
ヴォークリンデ:林 正子
ヴェルクンデ:平井香織
フロスヒルデ:清水華澄
ミーメ:与儀 巧
ファーゾルト:斉木健詞
ファフナー山下浩

演出:佐藤美晴
照明:望月太介(A.S.G)
衣装スタイリング:臼井梨恵