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nats-LOG

オペラ、クラシック、旅、ファッション、ラグビー、時々ジャニネタと好きなことを気ままに書いてます。

プッチーニ「トスカ」 ウィーン国立歌劇場 2017.5.5

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ゴールデンウィークの渡欧の一番の目的である、ウィーンでヨナス・カウフマンの星ピカを聴く。
チケットなんてもちろん取れなかった。
でもウィーンシュターツは立ち見という手がある。(しかも500席以上)
ということで、13:30過ぎから並び、無事に公演を見ることができた。

私の前には50人程度いたので、パルテッレのチケットは余っていたものの、だいぶ後ろになってしまうと思い、バルコンにした。
バルコンでは4人目。入って左右に分かれたので、立ち見一列目のセンターよりから2席目というベストポジションからの鑑賞となった。

ヨナスには2008年のザルツブルクからずっと振られ続けている。
振られた経緯を書くと悲しくなるので、ここは割愛。
よって9年分の想いで彼の歌を聴くことができた。
それだけで感無量。

 

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(劇場HPよりお借りしましたー!)


ヨナスの声はやっぱり好み。
緩急ある演技も素敵。
しかし髪型は。。。もう少し長い方が好みだわ。
でも、ヨナスが舞台にいると、ほわ~っと目がハートになって聴いてしまう。
星ぴかはもう涙なくして聴けなかったもの。
本当に悲劇の合う声で、要は明るくない。
そこが好みなのだが、ピアノで歌ってもオペラ座に響く確かなテクニックとピッチも良い。
月並みの表現だけど、本当にうまい。
いわゆるテノール声ではないので、逆に得意でない人もいるだろうけれど、元来バリトン好きの私としては、珍しくハマったテノールなのだ。
ドラマティックな声で演じるカラヴァドッシは本当に素敵だった。
1幕のトスカとのイチャイチャは可愛いし、3幕の死を目前にした女々しい雰囲気とか愛おしいし、チケットなくてもウィーンまで来て良かった。

星ピカの後はもちろん拍手は鳴り止まず。

あんなに悲しいシーンなのに鳴り止まない拍手とBravoに困って苦笑いからのニコニコなヨナス。

最後は指揮者に合図を出して先に進めて貰ってた。

ちょっとアンコールあるかな?と期待しちゃったけど、聴けただけで充分。

この曲を聴くために来たのだから、目的は達成。

ちなみに5/8はアンコールしてましたね。


当たり前なんだけど、歌だけでなく演技も良いとオペラが本当に楽しめる。
そしてイケメン!最高すぎる。
感じることがありすぎて、もう言葉にならない。
そんなヨナス様のお声、初現場でした。

 

ヒロインのアンジェラ・ゲオルギュー
美しすぎる姿にうっとり。
女王気質ではなく、姫気質なのか、とにかくかわいいんですよ、この方。
アンジェラ姫(あえてこう呼ばせていただく)の歌声とかは特に好みではないんだけれども、あまりのルックスの美しさにもう歌とかどうでも良いと思ってしまうくらい。
美貌ばかり取り沙汰されているけれど、本当に半端なく美人なのです。
でもアンジェラ姫のトスカは、そこにトスカが生きていた。
やはりトスカは美しくなくてはダメだと思うし、歌だって実際に聴くと悪くなんて全然ない。
私、トスカって女が頭悪くて大嫌いなんだけど、アンジェラ姫のトスカは憎めない可愛さと気品があって、拒絶反応を起こさなかったわ。
アンジェラ姫の演技がすごく心に迫るものがあり、このトスカが見れて良かった。

 

新国立で聴いたことのあるヴラトーニャ。
さすがのイタリア人、発音が綺麗。やはり母国語の方が歌うのってどこか違うんだよね。
出来ればもう少し迫力がほしいところだけれども、終始安定したスカルピア。
力技で暴力的なスカルピアではなく、いやーな感じの陰湿なスカルピア。
スカルピアはうんと悪い人でいて欲しいから、陰湿なスカルピア、じわじわくるわ。
そして、やっぱり私はバリトンが好きだ。
1幕ラストとか大好きですもの。


そんなこんなで3ユーロで大変良い時間を過ごして来ました。
終演後、友人と合流してザッハーで定番ザッハートルテを食べての帰り道、楽屋口にアンジェラ姫がいらしたので、サインと写真をお願いしました。
ほぼファンが払った後だったので、結構ゆっくり出来て、どこから来たの~?とか気さくに話しかけてくれて、本当に可愛い人だった。
なんだろう、すごい神対応だったので、アンジェラ姫に興味深々になった。
なんて素敵な人だろう。。。そして美しかった。

アンジェラ姫、ありがとう!

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Dirigent: Eivind Gullberg Jensen
Regie: Margarethe Wallmann
Ausstattung: Nicola Benois

Floria Tosca: Angela Gheorghiu
Mario Cavaradossi: Jonas Kaufmann
Baron Scarpia: Marco Vratogna
Cesare Angelotti: Clemens Unterreiner
Mesner: Paolo Rumetz
Spoletta: Wolfram Igor Derntl
Sciarrone: Mihail Dogotari
Schlieser: Ayk Martirossian