フジタの乳白色
連休中日の昨日は、お天気も良くてお散歩日和。
午前中から行動開始。
本を読んでいたら、突然、フジタの乳白色を見たくなり、国立近代美術館に行ってきた。
常設展は430円という嬉しい価格。
学生時代は、シャガール、カンディンスキー、フジタを見に、よく訪れた場所。
美術鑑賞はそこまで得意ではないけれど、本物を見るとやっぱり感じるものが違う。
今回のお目当のフジタの裸婦の肌の乳白色は、印刷物と本物とではやはり違う。
テクスチャー含め、そのものを見ると、その滑らかな色に美しいとしか言えなくなる。
カンディンスキーの全体はおもちゃ箱みたいで、見ていて楽しい。
カンディンスキーや絵は大好きで、またグッゲンハイムに行きたくなってしまった。
追加料金なくマルセル・ブロイヤーの家具が見れたのも嬉しかった。
昨年、ベルリンのバウハウス資料館で、デザインの変遷を楽しんで見てたのを思い出した。
近代の飾らない機能的だけどどこか洒落てるデザインは大好物。
椅子に座って、お面を被って写真を撮れるコーナーがあったけれど、おひとり様につき、写真は撮れず…
でも椅子に座って喜んでみたりした。
美術館を出たところで気付いた。
私、今回、シャガールを見ていない。
あったかな?あったら見逃すはずないんだけど…
どこかにお出かけしてたのかも?
ちょっと残念な思いを抱きつつも、お天気が良いので、北の丸公園を横切り九段下へ抜けた。
北の丸公園で春を発見。
都会のど真ん中でこんな景色に出会える。
こんな東京が大好き。
久しぶりに1人のんびりと外で過ごす休日も良いものである。
フジタを久しぶりに見たくなったきっかけはこの本。
エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディ (講談社文庫)
- 作者: 深水黎一郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/01/17
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順番間違えて始めに読んでしまったのがこちら。
トスカを久しぶりに聴きたくなる作品だった。
ゴールデンウィークに聴きに行く予定なので、楽しみ!