スラブ叙事詩が東京に来た!!
なんと言っても目玉はスラブ叙事詩。
まさかこの作品を日本で見れるとは…
しかも20作品全てを見れるなんて、この時代に生きてて良かった。
昨年、プラハを訪れた時に見たかったのだが、時間がなくて諦めたので、本当に嬉しい。
絵画はそこまで興味がないのだが、やはり印刷された本では、色彩の美しさは表せない。
ミュシャの絵画は特にそう感じる。
そしてこの圧倒的な存在感。
これも本物でないと体感できない。
あまりの大作にお口が開きっぱなしだった。
初めは絵を先入観持たずに見て、やはり知識が必要だとオーディオガイドを借りて、2ラウンド。
混んではいたけれど、一瞬空く瞬間があるので、じっくりその時を待ち、真ん中の良いポジションをキープ。
そんななので、スラブ叙事詩のみで2時間かかった。
ミュシャの訴える平和が絵を通して伝わってきた。
戦いの後でも誇らしげな勝者の姿なんて、ミュシャの絵にはないのだ。
そしてこの大作の集大成であるスラブ民族の賛歌。
この絵の前では鳥肌が立ち、絵からすごいエネルギーを感じた。
ミュシャの描くモスクワも素敵だった。
スラブ叙事詩は大きいので、混雑していても見やすかったが、他の作品は行列。
よって、根性のない私は列の間からちらほら覗く程度できちんと見れずだった。
個人的にはトスカのポスターがお気に入り。
ポストカードが出ていなくて残念。
ネットから拾ってきたー。
素敵な絵を見て、優雅な雨の週末。