nats-LOG

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バンクーバーの朝日、ジャパンプレミア

水曜日に映画「バンクーバーの朝日」のジャパンプレミアに行って来た。

野球好き、亀梨くん好きとしては外せない作品。
そして、初めて訪れた外国がカナダのバンクーバーであり、バンクーバーは第二の故郷という感覚でもあることから、とても興味のあった作品でもある。

内容については、まだ公開前なので、公開後にアップしようと思うので、映画を見て感じたことを、公式に出ている情報以外は伏せて感想を残しておこう。

20世紀初頭、カナダに移民した日本人。その日系2世を中心とした野球チーム、バンクーバー朝日の実話に基づくストーリー。
出演者は主演の妻夫木さん以外、皆、野球経験者で、吹き替えなしで撮られたという。

人種差別の壁は厚くて高い。
過酷な労働や失業を強いられて、苦悩の中生きる当時の日本人を野球というフィルターを通じて描かれており、人々の心情がじわじわと伝わったくる作品だった。

野球映画ではない。
野球は大きな1要素に過ぎない。
だからこそ見えてくる人々の喜怒哀楽が、とてもストレートに伝わってきた。

あぁ、良い映画だな。
と素直に思える素敵な作品だった。

私は亀梨くんのファンなので、贔屓に見てしまうのは致し方ないと思っているが、斜に構えた役は久しぶりで、少し新鮮味さえ感じた。
熱さを表に出すことは少ないけど、時々で沸点に達して熱くなる素敵なロイ永西さんを演じていたと思う。



バンクーバーにこのような歴史があった。
そのことを私は知らずにバンクーバーを訪れた。
次に行くことがあれば、バンクーバー朝日に敬意を払いたい。


どんな時代でも生きていくのは簡単ではない。
この地に生まれたこと、この時代を生きていることを良かったと思える、そんな人生を送りたいと思わせてくれる映画だった。

公開は12月20日。
またバンクーバーの朝日に会いに行こうと思う。

http://instagram.com/p/uNGJ3WHbq7/