nats-LOG

オペラ、クラシック、旅、ファッション、ラグビー、時々ジャニネタと好きなことを気ままに書いてます。

ウィーン、ブダペストからただいま!

ゴールデンウィーク後半、ウィーンとブダペストに行ってきました。

 

ウィーンはやはり大好きな街。

ブダペストは飲み食いがウィーンの半分の価格なのが嬉しい。

 

大好きな街でオペラを見て、街を散歩して、美味しいもの食べて、3泊だったけれど楽しかった。

 

2008年のザルツブルクで振られて以来、ご縁のなかったヨナス・カウフマンの歌をやっと聴くことが出来て、最高の滞在だったわー。

 

この辺りは改めて書きます。

 

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オペラ座にただいま!

 

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フンデルトヴァッサーの建築は何度見ても楽しい。

 

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ドナウの真珠、ブダペストの夜景はプライスレス!

 

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ブダペストはご飯も美味しい!

お店によって異なる味のレモネードの飲み比べも楽しい。

 

3泊の滞在で、ウィーンでフィガロの結婚(2幕まで)、トスカ、ブダペストでウェルテルと3公演を堪能してきた。

 

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ブダペストオペラ座横のCALLASというカフェ。

この雰囲気好き。

 

明日から日常に戻って働きます!

モーツァルト 「フィガロの結婚」 新国立劇場 2017.4.23

ダンボーフィガロを10年ぶり?に見てきた。
以前は驚いた演出にもだいぶ慣れて、というかむしろ楽しく見れるようになった。

モーツァルトなので、オケに対するストレスは少ないだろうと思いながらも、やっぱり微妙…
えっ?そこ?というまさかのところでのミスとか、アマオケでもそこはまとまるよとツッコミどころは満載。
あと、私がこの指揮者と相性が合わないのか、テンポが気持ち良くないんだよなー。
きっと歌い手はここはもっとたっぷり歌いたいだろうな、とか、ここはもっとスピード感もって歌いだろうなとか思いましたもん。
paceな気分に浸れずに流れていてしまった4幕とか勿体無いわ。

歌手陣は、中村恵理さんのスザンナは圧巻。
以前も新国で彼女のスザンナを見てるけど(なんと10年前らしい。まぁびっくり)、声質がだいぶ変わってきて、大人っぽくなってた。
日本人なので、圧倒的な声量なんてもちろん持ち合わせていないけれど、4階までクリアに届く芯のある声。ピアノだろうとなんだろうと、音もクリアで、きちんと言葉も届く。
そして声がやはり美しい。
モーツァルトだからってこともあるだろうけれど、心地よい響き。
演技も利発でチャーミング、でも賢いスザンナで素敵だった。

ケルビーノのヤナ・クルコヴァさん。思春期の可愛さのあるケルビーノで、とにかくキュート。
声も良くて、程よく明るさのあるメゾ。
動きも軽快で、いるいる、こういう男の子!って感じなケルビーノだった。

久しぶりのモーツァルトは美しかった。
モーツァルトの音楽は、やっぱりきらきらしてるなーと思った日曜午後だった。


指 揮:コンスタンティン・トリンクス
演 出:アンドレアス・ホモキ
美 術:フランク・フィリップ・シュレスマン
衣 裳:メヒトヒルト・ザイペル
照 明:フランク・エヴァ
再演演出:三浦安
舞台監督:高橋尚史

キャスト
アルマヴィーヴァ伯爵:ピエトロ・スパニョーリ
伯爵夫人:アガ・ミコライ
フィガロ:アダム・パルカ
スザンナ:中村恵理
ケルビーノ:ヤナ・クルコヴァ
マルチェッリーナ:竹本節子
バルトロ:久保田真澄
バジリオ:小山陽二郎
ドン・クルツィオ:糸賀修平
アントーニオ:晴 雅彦
バルバリーナ:吉原圭子
二人の娘:岩本麻里、小林昌代
合 唱:新国立劇場合唱団
管弦楽東京フィルハーモニー交響楽団

バッグとかお財布とか…

水曜日は代休だったので、母とお買い物。

 

母が私が使っているbaobaoのバッグを欲しがっていたので、新宿高島屋のbaobaoに寄ってみた。

 

結果、なぜか私も買っていたというね。

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黒、メタリック系、ピンクと持ってはいるけれど、やっぱり白が可愛くてだな。

このサイズは休日用にちょうど良い。

仕事となると少し小さいので、別にサブバッグを持たなきゃなのだけれども、これからの季節は仕事着にも合うかも?

 

街での所持率は圧倒的に白が高くて、だから敬遠していたのだけれども、やっぱり可愛いんだよ。

母はシルバーを購入。

税抜32,000円也。

だいぶ値上がった気がする。

 

 

そんなこんなで、すぐにランチタイム。

母の希望で小籠包。

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うーん、味が落ちた気がする。

そもそも熱々じゃないのが問題。

猫舌の私でもすぐ食べられる小籠包ってどうなんだろう。

 

そして小さなお財布が欲しいなーと思って冷やかし程度に寄って、結果購入。

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シルバーはよく見るんだけど、ゴールドは品切れしてることが多くて、この日はカラーが選びたい放題なくらいあったので、悩みながらも、次に会えるか分からないし、母の強い推しに負けて購入。

三つ折りだからコンパクト。

小さなバッグの時の必需品ね。

普段使いをしてしまっても良いかなー。

基本は長財布派だけど、今使ってる長財布がボロボロだし、普段から使ってしまおうかと思いつつ、まだおろしていない。

ボロボロ長財布もまだ使えるし、もう少し頑張ってもらおうかしら。

 

 

その後、小田急に移動して大好きなaccaに寄る。

昨年からスティックが欲しくて、でもイマイチ欲しいものがなくてだったのだが、手持ちにも合うデザイン&色のスティックを見つけた。

ここは母上が買ってくれた。

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もちろんアレンジもしていただいて、テンション上がる!

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小クリップ1個、ミニミニクリップ2個、スティック、下にゴムでのアレンジ。

可愛くアレンジしていただいて満足。

でも、やっぱり小クリップが目立ってしまう。

実は、クリップを見えるように付けるのが好きではないの。

でもアレンジには便利だから、何だかんだ使ってしまう。

 

お買い物を満喫し、タカノでお茶。

大きなショートケーキも美味しかった。

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平日の新宿は空いていて良かった。

いや、十分混んではいるんだけれども、休日に比べたらお買い物がしやすい。

もっと平日に有休を取りたいものだ。

 

母も久しぶりの上京を楽しんでいたご様子で、夕方のロマンスカーで帰っていった。

そして、そろそろお買い物、控えます。

ヲタクの休暇

最近、仕事も忙しくウィークデーは帰宅後に色々と楽しむ時間がない。

勤務している会社は残業代はすべて出るので、残業しても遊ぶための資金だと思いながら、有難や~と思いながら働いている。

(そうでも、思わなきゃやっていけないわ)

 

そんなこんなだが、週末に2●時間テレビのパーソナリティ発表に愕然としている。

グループ関係なくまさかのかめがかつんちゃん代表でパーソナリティとか。。。

正直、嬉しくないわー。

あのテレビ、好きじゃないんだよね。

でも好きな人が出てるなら見なきゃじゃない?

レコの容量も空けなきゃじゃない?

いや、これを機に新しいレコを買おうかななんて思ってしまったが、それこそテレビの策略にはまった気がするので、やめとく。

必然的に見れない環境に身を置こうかと、8月の月末に国外逃亡を画策しだしてる次第。

 

クラヲタとジャニヲタの2足の草鞋は休暇確保に色々と悩まされる。

まぁ、どっちもガチヲタからしたら、私は緩いものだけど、

 

年度も変わり、さて今年はいつ休もうかと、各地の劇場のスケジュールとにらめっこしながら検討している今日この頃。

帰宅して(いや昼休みもフル稼働して)、休みのことしか考えていない。

 

大型連休は基本的に年に一度。

自分の業務で都合がつきやすい時期にとって良いというのが、勤務先のルール。

これは結構有難くて、必ずしも夏でなくてもいいのだ。

しかも、ジャニヲタが現在お休み中につき、音楽一本で予定を考えられる。

そんな時に2●時間テレビとか、本当やめてー!!

 

ま、ここに連休を当てようなんて考えていなけれど、予定外の国外逃亡をしないとかもしれない。

だって、日本にいたら見なきゃって思ってしまうし、見るのは癪だし。。。

(見なきゃいいじゃんって突っ込まないで)

 

そして休暇プラン。

ここ最近は、大型連休は音楽を聴きに行くかラグビー見に行くかなのだが、今年は(も?)音楽になりそう。

 

実はリングチクルスをしたことがなくて、ちょっとドレスデンを狙ってたりもしたけれど、動くのが遅く、来年2月なのにもうチケットがない。

行けるものなら、今年こそバイロイト?と思いながらもこれまた動くの遅かった。

バイロイトは2020年のリフレッシュ休暇で行きたいので、まだ呼ばれていないってことだと思ってる。

9月以降翌3月までで、休めそうな時期にリングチクルスできるのはなさそうなので、プラン練り直しだわ。

リングチクルスは来年の夏、ミュンヘンでやるんだ!

とチケットが手に入ると信じて、今年度はリングチクルスは諦める。

 

さて、ではどこで何しよう?

今の気分はワーグナー

まぁ私のオペラの気分はほぼワーグナーR.シュトラウスの二択なのだが、最近は完全にワーグナー

ワーグナーを聴きにドイツに行きたい。

 

ここから絞っていくと、11月のベルリンドイチェローエングリン、オランダ人をセットにするのが良さそう。

新国のローエングリンは予定が合わずに見れていないので、フォークトさんも気になるしね。

聴いた人皆揃って絶賛だし、夏のミュンヘンのターンホイザーの売れ行きを見ていると、今後聞きたくてもチケット取りにくくなっても嫌だし、行くなら今かも。

引っ越し来日公演は、アホみたいな価格かつNH●ホールなんで、きっと(絶対)行かないし、そうなったら、オケはどうであれ、ベルリンに行くしかないのかも。

それなら間はゼンパーかなー。

ドレスデンシュターツカペレの音が大好きすぎるので、ドレスデンであの音に包まれたい。

しかし、タイミングよくワーグナーはやってない。

ワーグナー聴くなら2月だけど、珍しくここは歌手を取るかもしれない。

 

あーだ、こーだ思いながら、旅プランを考えるのは楽しい。

80%ベルリンに確定してる。

あとは、ベルリンフィルがこの時期にマーラーをやってくれたら完璧なんだけどね。

来シーズンのプログラム発表を待つこととします。

 

ヲタクの休暇は忙しい。

でも楽しみいっぱい。

稼ぐぞー!

ワルキューレ MET2011

週末に見たオペラは、METで2011年に上演されたワルキューレ

ヨナス・カウフマンがジークムントということで、るんるんしながらライブビューイングに行ったのも、数年前なのか…

 

ワーグナー好き(ワグネリアンではない…と信じてる)、かつヨナスのジークムントなんて、DVDを買わないわけない!と買ったはいいものの、全く見ていなかったので、開封してみた。

ほら、ワーグナーって、さぁ聴くぞ!と気合を入れないと、全幕見れないじゃない?

 

さて、そんなで見て思ったこと。

やはりMETのワーグナーは違う。

何だろう、音は強いけれども、明るいんだよなー。

歌手陣とオケが分離してしまうところがあり、なんだか納得いかずだった。

ルパージュの演出もセットも衣装もすごく洒落込んでて楽しいのに、音が私の好きなワーグナーではないのよね。

ヨナスの暗めの声も、このオケとは合わない気がする。

 

演奏が悪い訳ではなく、こればかりは元々持っているオケの音色なわけで…まぁ仕方ない。

ただ、ヘビーなワーグナーもMETにかかれば、エンターテイメント性の高い、楽しい作品(ヨーロッパのオペラハウスと比較して)となる。

その一因が、このオケの音色なのかもしれない。

 

まぁ、この上演で1番のツボは、なんと言ってもステファニー・ブライズのフリッカ!!

あの存在感半端ない。歌も演技も恐妻すぎる。

あんな奥様だったら、ヴォータンじゃなくても完敗ですよ…

 

音色がうんたら言ってるが、やっぱり出来としては素晴らしい。

 

2011年からのリングは結局、DVDでワルキューレしか購入してないけれど、他も買おうかな。

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スラブ叙事詩が東京に来た!!

国立新美術館ミュシャ展が開催されている。

なんと言っても目玉はスラブ叙事詩

まさかこの作品を日本で見れるとは…

しかも20作品全てを見れるなんて、この時代に生きてて良かった。

ミュシャ展

 

昨年、プラハを訪れた時に見たかったのだが、時間がなくて諦めたので、本当に嬉しい。

絵画はそこまで興味がないのだが、やはり印刷された本では、色彩の美しさは表せない。

ミュシャの絵画は特にそう感じる。

そしてこの圧倒的な存在感。

これも本物でないと体感できない。

 

あまりの大作にお口が開きっぱなしだった。

初めは絵を先入観持たずに見て、やはり知識が必要だとオーディオガイドを借りて、2ラウンド。

 

混んではいたけれど、一瞬空く瞬間があるので、じっくりその時を待ち、真ん中の良いポジションをキープ。

そんななので、スラブ叙事詩のみで2時間かかった。

 

ミュシャの訴える平和が絵を通して伝わってきた。

戦いの後でも誇らしげな勝者の姿なんて、ミュシャの絵にはないのだ。

 

そしてこの大作の集大成であるスラブ民族の賛歌。

この絵の前では鳥肌が立ち、絵からすごいエネルギーを感じた。

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ミュシャの描くモスクワも素敵だった。

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スラブ叙事詩は大きいので、混雑していても見やすかったが、他の作品は行列。

よって、根性のない私は列の間からちらほら覗く程度できちんと見れずだった。

 

個人的にはトスカのポスターがお気に入り。

ポストカードが出ていなくて残念。

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ネットから拾ってきたー。

 

素敵な絵を見て、優雅な雨の週末。

 

待ちに待ったヨナス・カウフマンのひとり大地の歌

本日4/7リリースのヨナス・カウフマン大地の歌

ひとりで全楽章歌うという試み。

 

楽しみに待っていて、0:00と共にダウンロードしてした。

定額制で聞き放題は、私の様に気分によってコロコロ聴く曲を変える人には有難いサービスだ。

夜中だろうと、通勤中だろうと、どこにいてもネットさえ繋がっていれば、聴きたいと思った音楽に、かなりの確率で辿り着ける。

音質が…とかあるかもしれないが、大した音響設備もない我が家には、大きな問題はない。

 

それで、待ちに待ったカウフマンの大地の歌、早速聴いてみてる。

カウフマンの声はマーラーに似合う。

私がこうあって欲しいと思うマーラーの声質があるのだが、大地の歌に関しては、陰りがあり、重い声、そしてパワーのある声で聴きたい。

テノールパートは音が細かく動く箇所もあるので、重すぎても締まらない。

でも軽いと説得力に欠ける。

大地の歌は、あくまでも声は語りを担当する楽器の一部であり、オケは決して伴奏ではないのだ。

だからオケの一部でオケと溶け込んで欲しい。

淡々と歌うのもたまにはいいけれど、やはり言葉をきちんと活かして欲しい。

だから美しいドイツ語は必須。

ドイツ語の響きも音楽の一部だから。

 

そんな私の理想を満たしてくれるのが、ヨナス・カウフマンの声なのだ。

しかも、オケはウィーンフィル

マーラーの美しい響きが最大に引き出されるはず!

 

アルト(バリトン)パートをどのように歌うのか、最終楽章から聴きたいところだが、ここはぐっと我慢。

 

冒頭から、やっぱり素敵。

 

じっくり聴きこもう!

 

 

マーラー:大地の歌

マーラー:大地の歌